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hiroの日常を語るブログ

女性関係に関して

ゲーテは女性関係に悩み、長らくピストル自殺を考えていた。チャップリンは離婚訴訟で一夜にして髪が白くなり、あのピカソでさえ、離婚問題で半年ほど作品が書けなかった。

女性関係、または恋愛関係は人の日常生活をめちゃくちゃにしてしまうことがある。

なぜなのか。

私も悩んだことがあるし、今も時々心に思い浮かぶことがある。その時に、ああしとけばよかった、今いたらこうしてあげるのに、なんであんな事をしてしまったんだろうと考えてしまうのである。

これらはみな全て過去の記憶から作られたイメージ、幻影であり、現在の意識がこれに反応してしまっているのである。

そのロジックを理解してからは、頭の中に浮かんでくる幻影に対し、反応するのをやめた。

さらに言うと今現在の感想や感情を生み出すのをやめたのである。

ではなぜ過去に対し人は、あれこれ反応してしまうのか。

この背景に、実は快楽物質が多く関係していると見ている。

人は何かにつけて対象に対し意識で反応し、判断を下す。判断を下す側に立つことにより、自己の優位性を確認する際、快楽物質ドーパミンが脳内、体内で形成される。これが反応の中見である。

そしてドーパミンは中毒症状を引き起こし、絶えずドーパミンが出ないと不安症状がでるようになる。さらにその量は増え続けないと満足できないようになる。だから、人は過去のことに長い期間悩んでしまう。それが不快な気分を引き起こすにもかかわらず。

 

そのための解決方法は、ドーパミンを断ち切ることである。何か過去の記憶が心に浮かんでもそれに対して判断を下す、感想を述べる、反応することをやめる。やめ切るのである。

このことにより、過去の記憶は快楽とは切り離され、現在に向かうことができるのである。

何が思い浮かんでも反応しないというのが解決の糸口になる。

そして反応するという心の機能に対し、思い浮かべるという心の機能が存在するということにも気づくと思う。

この思い浮べる、ふと思い出す心の機能に対しては、まだよくわかっていない。またわかったら書きたいと思う。