hiro

hiroの日常を語るブログ

復活

復活というトルストイの小説がある。

トルストイ後期の名作とされている。まだ読んだことはないが、戦争と平和を読み終わったあたりに読みたいと思う。

キリストは一度死んで復活をした。その復活が奇跡とされ、信仰される1つの理由となっている。

本当に人は一度死んでも復活できるだろうか。

できる。

しかし、肉体の復活は不可能である。なぜなら物質だからだ。だが、信仰、愛、心といったものは肉体が生きている限り、復活することができる。

 

有限性のあるもの、お金、思い出の品、家、故郷、祖国、家族、友人、恋人、名誉、地位、ペット、その他諸々、それらをもし失ったとしても、かならず再起できる。

一時的に死んだように見えたとしても、生きている限り必ず復活することができるのだ。

それが初期のキリスト教の伝えたかったメッセージの1つではなかろうか。